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筍飯(たけのこめし)
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2011年3月16日食文化
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筍飯(たけのこめし)

鬼平犯科帳によく登場する目黒不動の名物は筍飯(たけのこめし)に黒飴・粟餅だ。
目黒不動は天台宗の寺で、三代将軍家光の尊崇を得て、繁栄した。

江戸には、五色不動と言われる五つの不動があり
目黒不動のほかは、目赤不動(文京区)、目青不動(港区、現在は世田谷区に移転)
目黄不動(台東区)、目白不動(文京区、現在は豊島区に移転)
この五色不動は、江戸を守る不動とされていた。

江戸時代から、目黒から荏原一帯は筍の産地であった。
筍は現在の目黒区碑文谷や品川区戸越周辺の特産品となっていたが
目黒不動の門前の茶屋はこれに目を付け、筍飯を売り出し
それが評判となって、目黒不動の名物となった。

寺院の門前で、飴菓子や餅菓子が売られるのは定番である。
門前の料理屋・伊勢虎(いせとら)の筍飯は平蔵の好物だし
妻の久栄の好物はこれも門前の桐屋で売っている黒飴と
「鬼平犯科帳・俄か雨」の一節にも記されている。

平蔵は食通でレア物を好んでいたようなので市中見廻りの足は
しばしば目黒に向いていただろう。

この“桐屋の黒飴”は、鬼平犯科帳だけでなく
仕掛人梅安や剣客商売など池波作品の多くに登場している。

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2011年3月21日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:食文化

高津の玄丹(こうづのげんたん)

高津の玄丹(こうづのげんたん)はTVドラマ『鬼平犯科帳』の
第12話 スペシャル 凶剣(きょうけん)に登場する盗賊。
大阪、高津・五右衛門町に住む香具師の元締めであることから
“高津の玄丹”と称している。

元雲州松江の浪人で表向きには旅宿・出雲屋を営んでいるが
大阪市中の盛り場を縄張りとして見世物の興行や物売りを取り仕切り
同じ大阪の新町橋・東詰の白子の菊右衛門(しらこのきくえもん)とは
ライバルとして町を二分していた。
荷船を使った密貿易はじめ、中国筋から山陰・四国をまたにかける
大坂の暗黒街の元締で諸方に散った配下は百人を超える。
玄丹の一党は、単なる盗賊一味というよりも手広い犯罪組織であった。

出雲屋の女中・おみねの故郷・大和大泉の大庄屋に押し込む計画を立てていたが
押し込みの密談をおみねに目撃されてしまったことから
平蔵の暗殺を大河内一平ら凄腕の刺客13人にを差し向けるが失敗。

TVドラマでは、玄丹の一味の配下・猫鳥の伝五郎(ねこどりのげんごろう)に
命を狙われたおみねが平蔵に助けられたことにより大庄屋への押し込みを
知られ、一味は捕縛され、玄丹はその場で自害する。

原作では、逃走して紀州・那賀郡・貴志に潜伏している所を
大阪奉行所の手によって逮捕、牢死している。

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